日本男児は江戸時代の頃から「美容男子」だった!?

こんにちは!ゼーブル柏店です。

最近、男性向けの化粧品やサロンが増えてきており、美容に気を遣う男性も多く見られるようになってきました!

ところが!なんと日本男児は、江戸時代の頃から美容男子だったというお話が残されているのです!

今回はいつもと違ったテイストで、

江戸時代の頃の男性美容に関するあれこれについてお話ししていこうと思います。

 

脱毛には歴史がある!

人類が脱毛をし始めたのは、はるか昔のことです。

紀元前4000~3000年前のオリエント地方では、すでに脱毛剤が使われていたという記録が残されています。昔かから、女性たちはムダ毛の処理に勤しんでいたんですね。

日本では、平安時代の貴族の女性経つが眉などを整えるために、毛を抜いていたという記録がのこされています。毛を抜いて、形を整えるために墨を使って書き込んでいたのだそうです。

脱毛の歴史には、必ず女性の姿があります。身だしなみを整えて、美しさを保とうと昔から女性は努力をしてきたのですね。

一方、男性はどうなのでしょうか?日本では、江戸時代ごろに男性の間で美容ブームがあったというのです。その実態に迫っていきましょう。

 

江戸時代、ヒゲ剃りにはルールがあった!

さて、男性の身だしなみと言えば、今も昔も「ヒゲ」です。昔の人の肖像画を見ると、綺麗に整えられたヒゲが目立つものもありますよね。江戸時代、ヒゲの剃り方にはルールがありました。特に、武士は毎日ヒゲを剃るというルールがありましたが、自分で処理をするわけではありません。なんと、床屋さんが毎日家に来てくれて、ヒゲを剃ってくれていたのだそうです。なんとも羨ましい文化ですね!一般庶民はと言うと、床屋に足を運んでヒゲを剃ってもらっていたそうです。当時、既にカミソリが存在していて、現代の床屋さんと同じようにカミソリで剃毛してもらったり、毛抜きで抜いてもらったりして綺麗にしていたようです。

江戸時代中頃は「細い眉毛」が大流行!

江戸時代の中ごろになると、男性の間で細い眉毛が流行しました。このため、男性たちはこぞって眉毛を整えていたようです。さらに、時代が進むと、顔だけでなく全身のムダ毛にまで気を遣うようになったとか。ここに、現代の美容男子の系譜が垣間見えますね!

江戸時代の男性が、このように身だしなみに心を尽くしていたのは、女性にモテたい!というだけではありません。礼節を重んじ身だしなみを整え、見た目も心も武士として恥をかかないようにという精神のためです。こうした武士の心が、現代の美容男子たちにも脈々と受け継がれているのかもしれませんね!

 

江戸時代のイケメン

こちらの写真は、池田 長発(いけだ ながおき)という方の写真です。江戸時代後期から明治時代初期にかけての人物で、現在の岡山県(当時:備中国井原)の領主でありました。

写真出典:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E9%95%B7%E7%99%BA

 

ご覧ください、とても端正な顔立ちですね!よく見ると、確かにヒゲがしっかり剃られていますし、眉毛も整えられていますね。しっかりと整えられた身だしなみから、現代にも通じるイケメンとして有名な方です。かなり優秀な方で、様々な取り組みをされているので、興味があれば調べてみてくださいね!

 

まとめ

男性の美容ブームというのは、何も平成・令和の話だけではない、ということがわかりましたね!江戸時代の男性も、現代の男性たちのように身だしなみに気を遣い、人に見られることを意識して過ごしていたことがよくわかります。こうした血が脈々と受け継がれているのが、現代の美容男子たちなのかもしれません!